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幕藩体制に…

江戸時代を長く支えてきた幕藩体制。しかし、長く続いても不平・不満をもたない者はいなかったと思います。江戸時代の体制にかげりが見え始めたのは、「攘夷運動」など幕府に対して行動を起こす事のできるチャンスがあったが為、これを好機として幕府転覆を考え始めたとも思えます。 幕府をよく思っていない藩、藩の中にいる藩士達も各々の考えで動き始めた頃でもあります。 ここから激動の時代への突入していく最初の火種なのかもしれません。

朝廷の存在

幕府が治めている江戸時代、「朝廷」という別格な存在もありました。「朝廷」は公家と呼ばれ、昔は実際に「政権」を握っていた事もあるほど、権力はもっていた。江戸時代になると「政権」は武家に変わっていった為に、「朝廷」という存在が残り崇めている人間も多く存在した。